こんにちは。
逆算手帳2020年版を年末までに仕込んで、2020年の正月からスタートダッシュすべく立ち上げた「逆算手帳2020プロジェクト」、今回は10年逆算編をお届けします。
ライフ逆算編で、ライフビジョン(夢)に〆切を設定しました。
10年逆算からはその〆切に対して、いつまでに何をやっていくかを逆算して考えていきます。
未来の自分への教訓として、同じように手帳作りをしている皆さんに参考になればと思い、記事にしていきます。
ライフビジョン編は以下のリンクから是非どうぞ!
ライフ逆算編は以下のリンクから是非どうぞ!
目次
全体像と今回の位置づけ
まずは、全体像を抑えておきましょう。
逆算手帳は以下のページから構成されています。
- My Wish List(やりたいことリスト)★
- Do not List(やらないことリスト)★
- Lesson List(学んだことリスト)
- Life Vision (ライフビジョン)★
- Life GYAKUSAN(ライフ逆算シート)★
- 10 Years GYAKUSAN(10年逆算シート)★
- 1 Year GYAKUSAN 2020(年間逆算シート)★
- 1 Year Goal 2020(年間目標シート)★
- 15 Months Gantt Chart(15ヶ月ガントチャート)★
- Monthly Gantt Chart(マンスリー・ガントチャート)
- Monthly Calendar(マンスリー・カレンダー)
- Daily Vision(デイリービジョン)★
★がついているのが、年末までに仕上げるページです。
今回は「10年逆算シート」の作成です。
10年逆算の作成方法
2020年版の10年逆算は以下の手順で作っていきました。
手順1・人生の柱を書き出す
ライフ逆算と同様に「人生の柱」を決めていきます。
ライフ逆算と同じでも問題ないですし、ライフ逆算で「10年以内に実現したいこと」「1年以内に実現したこと」が空白である柱については、柱の設定を見直してみても良いかもしれません。
私の場合は、ライフ逆算と同様、5つの柱を設定しました。
手順2・年齢と家族のイベントを書き出す
10年逆算には自分の年齢を記入できます。
実際に年齢を記入してみて、「10年後自分は何歳になっているか?」を改めて確認してみましょう。
子どもがいる方は子どもの年齢も書いてみると良いですし、家族のイベント(入園・入学・卒園・卒業など)を書いてみると、より10年後を考えるきっかけになります。
私の場合、10年後だと上の娘は高校生、下の娘は中学生になっています。
現時点では上の娘は小学生、下の娘に至っては幼稚園にも入っていない状況です。
これを踏まえると、10年後というのは考えられない未来なのです。
だからこそ、10年後どうなっているかは自分自身のがんばり次第であると気付かされます。
手順3・10年後どうなっているかを書く
ライフ逆算の「10年以内に実現したいこと」「1年以内に実現したいこと」を眺めて、これらが実現されたら、自分はどうなっているのかを想像します。

そして、想像したアウトプットを10年後の欄へ具体的にアウトプットしていきます。
10年後の未来は今の時点では考えられないもの、それゆえに、ここの段階では「ワクワクする」10年後の未来を書いていくことがポイントです。

手順4・10年後に近づくには具体的に何をすべきかを洗い出す
手順3でアウトプットしたワクワクした未来へ近づくには具体的に何をすべきかを洗い出します。
10年逆算シートの下書きにいきなり書き出すよりかは、ノートなどに書き出していくと良いでしょう。
「ということは、いつまでに何が必要?」と問いかける
書き出していく際に、「ということは、ということはいつまでに何が必要?」と問いかけてみると、要素が出やすいです。
ただウンウンと唸ってひねり出すよりかは、こういった問いを自分へ問いかけてみるのはオススメです。
具体的に何が必要か調べる
自分だけで考えても答えが出てこない場合は本やインターネットで具体的に何が必要かを調べてみるのもアリです。
また、自分がやりたいことをすでに成し遂げた人が周りにいるのであれば、その人にいろいろ質問してみるのもアリですね。
仮説を立てる
本やインターネットを調べても情報が見つからなかったり、周りに同じようなことを成し遂げた人がいない場合は、仮説を立ててみましょう。
10年先の話ですから、あまり細部までこだわらず、「10年後に近づくために必要なこと」を仮ぎめしておきましょう。
1年間やってみて明らかに違う場合は軌道修正すればよいので、何かしらアクションを起こせるようにすることも大事です。
手順5・いつやるかを考えて、10年逆算シートへ落とし込む
手順4で洗い出した内容をいつやるかを考えて、10年逆算シートへ落とし込みます。
落とし込んだら、人生の柱どうしで矛盾がないかを確認しましょう。
関連性があるのであれば、矢印を引いて、関連づけを行っておくのもわかりやすいです。
2020年版「10年逆算シート」を作ってみた際の気づき
2020年版「10年逆算シート」を作ってみて、気づいたことを書いていきます。
ワクワクする未来を想像する
10年逆算のキモは「10年後の姿を具体的に書く」ことに尽きます。
できる・できないは関係なく、純粋にこうなっていたいなぁと想像して、ワクワクする未来を10年後へ書くようにしましょう。
どうやったら実現するかは次のステップで考えていくので、まずは素直に未来を描いていくことが、ポイントです。
悲観的に考えず、楽しく逆算する
10年後のビジョンを見て、「こんなのできそうにない!」と思うかもしれません。
しかし、10年という期間は長く、現時点で想像できるものではありません。
先に書きましたが、私の場合、2019年から10年後は上の娘は高校生、下の娘は中学生になっています。
今の生活を考えると全く想像がつかない世界です。
想像がつかない世界ゆえ、自分自身の頑張りで10年先の未来を作ることができるのだと私は考えます。
だから、「どうしよう?」と悲観的に考えるのではなく、どうしたらビジョンに近づけるのか、楽しく考えましょう。
ビジョンに近づくために、自分自身が克服すべき課題も多々あると思います(私も課題だらけでした・・・)。
どうやったら克服できるか?克服できたらどんな世界が待っているんだろうか?とワクワクしながら、作戦を練っていきましょう。
完璧主義に陥らない
自分自身の頑張りで10年先の未来を作ることができると書きました。
しかし、予測不可能な未来ゆえ、計画は往々にして変更される可能性が高いです。
10年逆算シートへ落とし込む段階でアウトプットに完璧を求めてはいけません。
「だいたいこれくらいにはこれができてるといいなぁ」という願望レベルでもいいです。
大事なのはビジョンへ近づくための要素が洗い出されていて、それがだいたいいつやるかが落とし込まれていることです。
まとめ
10年逆算から本格的に「逆算思考」でプランニングをしていく段階へ移りました。
でも、まだ10年先のことを道筋をつけていく段階ですので、この先未来はいくらでも変わっていきます。
そんな段階で完璧に計画をこなさないとダメだと思わずに、「こういう手順を踏んでいったら、10年後は楽しい未来になるんじゃない?」とニヤニヤしながら楽しくプランを描いていくと良いです。
「逆算手帳の利用法・活用法」をまとめました。こちらからどうぞ。